任天堂vs改造者 Ｗｉｉでも続く改造イタチごっこ

この記事を見ている人で、
マジコンを知らない人はいるだろうか。
ほとんど、いないだろう。

あえていうと、マジコンというのはds改造機器のことで、
元々は、dsのソフトバックアップの機器として発明されたのだが、
違法な使い方をするユーザーが相次いだため、
日本での販売が中止された商品である。

このマジコンも、
任天堂が対策をしては、マジコンが進化して、
マジコンが進化しては、任天堂が対策をして・・・
とイタチごっこが続いた時期があった。
今では、任天堂が完全にマジコンを押し倒したのだが、
今度はＷｉｉでイタチごっこが始まりそうなのである。

マジコンを知っている人の中でも、
Ｗｉｉ改造を知っている人は少ないだろう。
Ｗｉｉの改造は、通称Ｗｉｉハックなどと呼ばれ、
近年、その勢いが増しているものである。

マジコンと違い、専用の機械が要らないことや、
ある意味犯罪性は少ないことから、
任天堂とハックユーザーのイタチごっこがおきているのだ。

最初のハックの方法は、
必要なのは
パソコンとＷｉｉとゼルダのソフトだけ。
なぜゼルダかというと、
実はゼルダソフトにはバグが存在し、
セーブデータをいじることでバグによってＷｉｉ本体のデータすら
変えることができるということなのだ。
元々任天堂が発売していたものを使っているため、
これ事態に犯罪性は少ないとされる。

だが改造によって、持っていないソフト等プレイできるのは確かで、
中にはマジコンのように改造を使うユーザーもいる。

それはおかしいと、
任天堂も対策を。

でも対策を破る新しい方法も発見され、

また対策、

また進化

・・・・

完全にいたちごっこ状態。
今回のは任天堂が悪いというところもあるので、
簡単に裁判にはかけられないようだ。

このままいけば
無改造ユーザーにも悪影響が出てくるのは当然のこと。
対策もしてほしいという気持ちもあるが、
その権利を踏みつぶす権利は誰にもない。

マジコンよりも難しい問題になりそうな、
任天堂vsＷｉｉハック　である。